皆さん、こんんちは!

ガンマ高崎店の高橋です。

肩こりの原因って色々耳にすることがあるかなと思いますが、

肩がこる原因は大きく分けて2つあります。

①腕そのものや上肢全体にかかる重みによる鎖骨への負担

②胸鎖関節(鎖骨と胸骨の関節です)の可動域制限による肩甲骨の運動不足

まず1つ目ですが、皆さんは自分の腕を切り落として体重計にかけた場合、

重さはどれくらいあると思いますか?

腕だけで全体体重の6%を占めるといわれています。

仮に体重が60kgの方だとしたら3,6kgですが、

この重みを実感しながら生きている人はいないと思います。

その理由は、腕は鎖骨を通して体幹とつなっているからなのですが、

感じていない=負担がないということではなく、

確実に負担はかかっています。

例えば、鎖骨はちょうど割り箸よりも少し短いくらいですが、

割り箸で、3kgの米袋を持ち上げるイメージをすれば、

かなりの負荷になることは想像ができるはずです。

ましてや赤ちゃんの抱っこや、カバンの重みを支えるべく、

周囲の筋肉が助けに入ってくれるわけです。

落ちていく腕を上から引っ張り上げてくれている視点で見ると、

肩がこってしまう理由がわかると思います。

2つ目に、「胸鎖関節」です。

知っている人も多いかと思いますが、

この胸鎖関節こそが腕のはじまりです。

しかしながら、腕を使って何かしらをする際、

この胸骨から動かす意識をしている人は非常に少なく、

多くの場合「肩」から動いてしまいます。

結果、鎖骨につながっている肩甲骨も動かされないことから、

肩甲骨が運動不足に陥り、

歩調を合わせるかのように、周辺の筋肉が硬くなってしまうわけです。

肩の動きをチェック!

首同様に、今度は肩の「動き」を見ていきましょう。

お気づきのように、肩はいろいろな方向に動きます。

解剖学的には球関節とも呼ばれ、非常に不安定ながらも可動域を広くすることで、

日頃私たちはさまざまなシーンで肩を活用します。

しかし、前述しように、腕のスタートは鎖骨であり、

その鎖骨につながっているのが肩甲骨です。

したがって、ここでは肩の動きでも極めて肩甲骨に深く関わる、

肩甲骨の挙上、屈曲、伸展、肩の外転・内転という動きを取り上げていきます。

肩甲骨の「挙上」と「引き下げ」

ここで取り上げる挙上とは、いわゆる肩をすくめる動きのことです。

お話してきたように、腕の重みで肩甲骨は必然的に下に引っ張られるわけですが、

これを真逆のことを動作として行うのがこの挙上という動きです。

そして、ショルダーバックを担ぐ時のように、

下がっていく肩をその場に固定させておくこをも立派な挙上動作です。

このように、動きのない筋収縮を

「等尺性(アイソメトリック)筋収縮」と呼び、

一方で実際に動きの見えるものは

「等張性(アイソトニック)筋収縮」と呼ばれています。

なお「引き下げ」は肩が下がることを意味しますが、

この運動に関しては、重力にしたがう(脱力する)ことで自然にできてしまうので、

今回は取り上げないことにします。

ここでは「肩甲挙筋」を取り上げていきます。

文字通り「肩甲骨を挙げる」筋肉で、斜角筋と同じく位置が深く、

触診に技術が必要な筋肉です。

マッサージや指圧などの直接の刺激だと、

非常に反動(いわゆるもみ返し)が起きやすい筋肉です。

したがって、ストレッチを駆使することで、

より安全かつ効果的にアプローチができると思います。

肩甲骨の「屈曲」と「伸展」

次の動きは屈曲伸展です。

この屈曲と伸展という動きはいろいろな関節で使われるので、

混乱しないように注意が必要です。

単に屈曲とか伸展と表現するのではなく、

どの部分が屈曲なのか、明確にすることが大事です。

さて、肩甲骨の屈曲とはいわゆる肩の「内巻き」状態であり、

悪い姿勢を意味します。

一方、肩甲骨を後ろで背骨に寄せるような動きが伸展で、

姿勢を正したり、体操時などによく使われます。

肩こりの改善には欠かせない動作で、

この動作が硬い人は肩がこっている人が多いです。

肩の「外転」と「内転」

次は腕を真横に上げる肩の外転という動作ですが、

実はこの動作、半分以上は肩甲骨の動きによって行われる動作なのです。

正常可動域は180度ですが、肩甲骨が動かない人はひじを使ったり、

腰から反るなどの代償動作が見られます。

まとめ

肩こりは病名でなはく、症状なのです。

例えは、「お腹が痛いのですが、効く薬はありますか?」

と聞かれたらどう答えますか?

お腹が痛い理由にもよるかなと思います。

胃腸だったり、腹筋だったり、それによって使う薬も違いますので、

一概にはいえません。

肩こりも全く同じで、それぞれ違った原因がある結果こっているわけで、

全ての肩こりが共通して効く処方箋などありません。

とはいえ、薬と同様きちんと原因が分かればそれに合わせた対策が見えてきます。

肩こりにどんな施術をしたら良くなか?

という技術の前に

そもそもこの人はなぜ肩こりがおこっているのか?という原因追求

いかにしっかりできるかが、重要になってきます。

最後までお読みいただきありがとうございました^ ^

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-この記事を書いた人-

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髙橋 謙輔

 CBST(コアバランスストレッチトレーナー)

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