皆さん、こんんちは!

ガンマ高崎店の高橋です。

ひとくちに「腕が疲れる」といっても、腕は長いので、

具体的にどの部分が疲れるのかヒアリングで絞っていく必要があります。

例えば、二の腕の部分(上腕)なのか、肘から下の部分(前腕)なのか、

また、表面か裏面かでも違ってきます。

疲れる部分が分かるとどんな動きが原因が想像できますし、

繰り返している動きが分かれば、おおよそからだのどの部分が疲れているかが分かるのです。

まず、二の腕ですが、ここにある筋肉は基本的に肘を多く動かすものが多く存在します。

そして、肘から下の部分は、その先の手首や指の動きに関与する筋肉が多くみられます。

したがって、腕が疲れるのは大抵肘の使い過ぎで、

肘が痛いのは肘を使い過ぎるからではなく、手首や指を使い過ぎていることが多いです。

肘の屈曲と伸展、回外と回内

肘の2つの大きな動きを紹介していきます。

いわゆる曲げ伸ばしの曲げる方(屈曲)と伸ばす方(伸展)です。

二の腕の太さにも影響されますが、

通常だと肘を曲げる時の関節の最大可動域(限界まで動く範囲)は145度で、

伸ばす時の関節の最大可動域は5度になっています。

たまに耳にする「過伸展」と言われる肘を伸ばした際に、

少しだけ腕が下にさる動きがこの5度になっています。

次に、回内と回外です。

手のひらを内側にして、親指を垂直に立てた状態から内側に倒すことを回内

蓋をするような動作)、外側に開くことを回外蓋を外す動き)といいます。

「あれ、これって手首の動き?」と思われそうなのですが、

実は肘が同時に動かないとできない動作になっております。

肘の動きに関わる筋肉といえば、いわゆる「力こぶ」をつくり、

からだの中で一番有名といてもいい上腕二頭筋です。

この力こぶを大きくしようとする、ダンベルを持ったトレーニングは

想像できると思います。

まさに肘を曲げることがこの筋肉を使うことになります。

さて、この筋肉、二頭筋というくらいなので、

はじまり(起始)が2つあり、肩甲骨からはじまる長い方を長頭、

上腕の骨からはじまる短い方を短頭と呼びます。

このように、長さが違う筋肉が一緒に動く場合、当然長い方に負担がかかりやすくなるため、

上腕二頭筋の長頭はよく炎症を起こすことでも知られています。

もう一つの肘の動きに関わる上腕三頭筋は、

作用としては肘を伸ばしたり、腕を伸ばしたまま後ろに動かす動作(肩の伸展)

にからむ単純なものではありますが、

実は姿勢の維持だったり、腰痛だったりとからだの他の部位と連動して作用するためです。

こういった筋肉同士の関係性や動きの連動は「機能解剖学」の分野になってしまうので、

ここではあまり触れませんが、

簡単にいってしまえば、さまざまな不調への原因の一つとしてアプローチされることが多い

筋肉になっています。

腰を直接施術するよりも、この上腕三頭筋を緩めることで

改善に至ったケースを多く経験しております。

手首の屈曲・伸展、尺屈・橈屈

次は手首の動きです。

肘の動きのところで回内と回外には触れたので、残りの手首の動きに注目していきます。

よく準備体操などで手首を回しますが、

そのイメージで手首は「回る」ものと思いがちです。

しかし、手首は4方向にしか動かないような仕組みになっています。

その4つとは縦に動く屈曲・伸展と、

側方に動く橈屈(親指側への動き)と、

尺屈(小指側への動き)です。

素早く連続的に行うことで回るような動きに感じますが、

実際はそうではありません。

(動きが滑らかというよりはカクカクしますよね。)

したがって、手首を調整する時は回すのではなく、

しっかりと4方向への動きをつけてあげることにより、

手首の動きは滑らかになっていきます。

まとめ

腕の障害でよく聞くのは「腱鞘炎」です。

腱鞘とは、腱の周りを包んでいる鞘(さや)のことで、

腱を保護する役割があります。

通常怪我をするとある程度の時間が経てば治りますが、

この腱鞘炎は職業病などで2、3年も続くことも珍しくはありません。

この場合はお客様の協力がとうしても必要になってきます。

手首の使う量、使い方、使用後のケア、元々の能力(筋力・持久力)

をしっかり見極め、どこに問題があるのかを一つ一つ試しながら改善策を

講じていくことが大切になってきます。

最後までお読みいただきありがとうございました^ ^

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-この記事を書いた人-

ガンマ高崎店 スタッフ&トレーナー

髙橋 謙輔

 CBST(コアバランスストレッチトレーナー)

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